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人生は好きなモノの数珠つなぎ

人生は好きなモノの数珠つなぎ

by TamiShibata on 2021.1.22 Fri

あけましておめでとうございます。去年のクリスマスにこのメディアが立ち上がり、かなり遅れてのスタートになってしまいました。柴田多美(たみ)です。

ライターとして肩書きが何もない自分が、他9名の方々と肩を並べるのはかなり恐縮ですが…。

日々どんぶらこどんぶらこと流れてくる色々なタスクをこなし、出来事をやり過ごすことに必死になり駆け足めいているので、忘れたくないことや感じたことをログとして残していけたらと思っています。

今回の物語は、永遠のチャーミング編集長の後藤さんから、「たみちゃん、自己紹介の情報ちょうだいね〜♪」とこれまたチャーミングなノリで、重いお題を課されたところからはじまる。

父が転勤族だった為わたしも転校の繰り返しだったので、“自己紹介”というものを必然的に人よりも多く経験しているのですが、どうもこれが大人になっても苦手である。

まず、自己肯定感が極めて低いという問題アリ(これはまた今度のお話に)。自己紹介のコツは自分が何者であるかを簡潔に、そしてチャーミングに伝えることができるか!だと思うけれど、それが自分のセンスを図られている“大喜利”のようなものに近い気がしてならない。変に期待も誤解もされたくないからどこまで話すのが的確でいい塩梅なのか、極めて難しい儀式だなぁと頭を抱えていた。

とはいえ、そこまで悩む必要のないくらい何もない人間なので、シンプルに“好き”なものを伝えるのが一番だなと辿り着きました。(自尊心に打ち勝つまで2週間かかる)

物心ついた時から好きなものはあまり変わっていない。その良し悪しはさておいて、わたしという人間はわたしの好きなモノで形成されているなぁとつくづく思う。けれど、昔は好きなものを好きと言うことには勇気が必要だった。

小学生のころ、教室で目立つ子はスポーツが得意でアニメや漫画なんて読まずドラマや『ASAYAN』の話をうまくできる子、そんな子が人気だったしモテていた。もちろんわたしもASAYANは好きだったし、『モーニング娘。』のダンスを完コピして廊下で踊っていた。だけど本当は『りぼん』を読んで描いたイラストを編集部に送ることが一番の楽しみだったし、実際にイラストが選ばれて掲載されてもその高揚した気分を教室で語ることはできなかった。

物語には今でこそ眼鏡をかけた冴えないタイプの主人公が多いけれど、わたしが見ていた頃はいわゆる“赤属性”の誰とでも仲良くなれる熱血キャラが多かった。所属しているグループでは趣味嗜好に対してNG判定が下ると一変、それだけで“痛いヤツ”になりシビアな日常を送ることとなる。振り返ると、本当の“好き”を反射的に隠して、生きづらさを感じていたなぁとなんだか切なくなってしまった。

そんなわたしなので、大人になった今がめちゃんこ楽しい。

幸いにも、好きなモノ・コトに寄った仕事ができているし、家族はわたしのしたいことに賛同し、一緒にいることを楽しんでくれる。隠していた“ヲタク気質”が今ではわたしのチャームポイントとなり、そこに共鳴してくれるたくさんの人と出会えた。そして、とても影響を受けやすいタイプなので、そこからまた別の“好き”というアンテナが伸びて、今のわたしが形成されているんだなと改めて感謝の思いを巡らせている。(マジ、今まで出会った人たちがいたから自分あるっす状態)

と、前置きが長くなったが、そんなわたしは

『お笑い』が好きだ。

中学時代は『お笑いポポロ』を愛読していたし『爆笑オンエアバトル』は毎週欠かさず観ていた。TSUTAYAで二丁拳銃やラーメンズのDVDを繰り返しレンタルし、くりぃむしちゅーのオールナイトニッポンでほくそ笑み、バナナマンの単独ライブへ行くことを夢見ていて、それらを同級生に公表する勇気もないから一人でメモ取って楽しんでいた。過去に戻りたいとは思わないタイプだけど、この時Twitterがあればなぁとめっちゃ思う。

社会人になり、お笑い熱は多少冷めてきていたものの、TBSのジャンク枠はradikoやPodcastで聞いていたし、お笑いはやっぱりずっとわたしのそばにいたと思う。

時は流れ2017年、わたしの中でお笑いブームが再到来。好きなコンビができたことで『M-1グランプリ』を注目しはじめ、2018年にはそのコンビが優勝!(霜降ー!優勝の1ヶ月前に大阪の単独行かせてくれーーと夫に泣きついた思い出。まじ行っときゃよかった)嬉しさのあまりTwitterのタイムラインを追っかけまわした。そんなときに知ったのが、

イラストレーターの『みのもまりか』さん。

最初にみのもさんを知ったのは、『針すなお』を彷彿させる2018年M-1のこのイラスト。
※針すなお‥モノマネ番組で昔よく見た似顔絵イラストレーター(wikipedia)

芸人さんの特徴を過剰描写しつつちゃんと似ていて、80年代っぽさの可愛さもある他とは一線を画したイラストに衝撃を受け、即フォロー。

みのもさんは東京を拠点にしたイラストレーターさんで、「お高い感じで見られるより親近感を感じてもらってプラスチョイ笑えるようなイラストを目指しています!」というコメントの通り、どこか懐かしさのあるノスタルジックな雰囲気と、特徴を絶妙にとらえた表情とポーズでチャーミング+似ているの両軸を兼ね備えた似顔絵がとても魅力的。

ラジオ・お笑い・バラエティが大好きとのことで、毎年『キングオブコント』、『THE W』、『M-1』の時期になると、ファイナリストや優勝者を描き下ろしていたり、相席食堂などのお笑い番組が神回だったとき、レビューとともに名シーンを描いている。

コンビのキャラクター性や、その場のハネた空気感がうまく引き出されていて、お笑いファンとして楽しみな投稿をしてくれる方だなぁと、年々ファンになっていた。

これだよこれ。ちゃんと自分の好きなものを昇華しつつ、自分色がある表現。この飾ってない人間味とオンリーワン感、これこそがわたしが目指す自己紹介だ!!と思って、今回ここでライターをはじめるにあたり、プロフ画像の作成を依頼。これこそが、わたしの“好き”というアンテナで繋がったなぁと思う瞬間だった。

“好き”で繋がったご縁だし、周りからも似てる!と好評。何より言葉で表現することが難しいわたしのキャラクター性が出た良い一枚にしてもらい大満足であります。みのもさんは雑誌や書籍の挿絵を中心に、YouTubeなどでは子供向けコンテンツの映像イラストを描かれたりもしているので、この記事をみて好きだなぁと反応してくれた方との縁が数珠つなぎしていってくれたら嬉しい。(なんと同級生でした!これまたシンパシー感じるよね)

他、お笑いだけじゃなくアイドルやタレントも描かれます!笑っちゃうくらい似てる〜

ちなみに描いてみたいものありますか?と聞いてみたら、サービスエリアなどで売ってるクイズ豆本(懐かしすぎて剥げそう)、バラエティ番組の似顔絵(すぐにでも描いてほしい)、笑点のオープニング(上にも載せてるけど既出では?の既視感クオリティ)の等ということでしたのでどこかの担当者の方、この記事を読んでいたら速攻依頼した方がいいですよ!ほんと!

そんなみのもさん、イラストレーターの他に『#呆気衣』というリメイクお洋服のブランドを作っています(こちらもとっても可愛い!)。2月に福岡パルコにて販売されるそうなので是非こちらもチェックしてみてください。ああ、今日も”好き”が繋がっていく。

「出張boco凹」@福岡パルコ「SIDe」
会期:2021年2月1日(月)~28日(日)
場所:福岡パルコ 本館3階 エスカレーター脇「SIDe」

東京の代々木にあったセレクトショップのboco。お店は休業中なのですが福岡パルコ本館3階SIDeにて出張展開!どれも福岡では今しか見れないアイテムばかりですっ。
https://www.instagram.com/side_store_/

Writer
柴田 多美
柴田 多美

ワーママ