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いつだって覚悟は甘いもの。

いつだって覚悟は甘いもの。

by TamiShibata on 2021.2.9 Tue

人生で1番挫折してることは「痩せる」こと。どうも柴田です。

街中で歩くふとし自分の姿にドン引き。かわいい子供とのツーショット写真をSNSであげいけど二重顎な自分をそっとトリミングする。春夏服を試着室で心躍らせながら袖を通ものの自分の二の腕がそれはそれは逞しく「いかがですかー?」のお声がけに「あ、やっぱり違うかなー」なんてごまかす。こんなときには強く強く痩せるぞ!と誓うものの、いつの間にかジュース片手にドーナッツ食べてりします。(白状)

そう、人生は不定調和。社会に出ればどうにもならないことも多い。その上わたしはめっぽう打たれ弱い。それを手軽に解消してくれる「甘いもの」。ロッテなんてお菓子を「お口の恋人」と定義しちゃう大胆さ。そやねん、わたし身体のためじゃない、心のために食べてんねん!と明言めいた言い訳もここまでくると、論破した気持ちになる。(誰を)

それから、甘いものには気持ちを和ませるパワーがありますよね。我ら人類の癒しアイテム。甘いものに助けられたことのある場面が、みなさんにも”あるあるの泉”から湧き出てくるのではないでしょうか。

恋人や夫婦間でありがちなのは、喧嘩して、次の日も空気最悪(げー)な時。話し合うのもまた怒りを掘り返しそうでめんどくさいし、自分から謝るのもバツが悪い…そんな時なんか甘いものを買って場を和ませようなんて。そんな昨日我が家でもあったっけ?ってくらいリアルで殺伐とした空気も一気に変えちゃう甘いもの。ただし、世の男性(もしくはバツの悪い方)よ、気をつけてほしい。バカの一つ覚えみたいにいつも同じ店のケーキ?ナンセンス。いつか「そんなんで機嫌治ると思ってんの?だいたい怒ってる問題を話し合おうとしないで、甘いものでご機嫌をとろう○!※□◇#△!(怒りの30分)」と言われないためにも、甘いものにも企画性とレパートリーをもっておいてほしいのです。

今回はそんなちょっとした差し入れや、来るバレンタイン(もしくはホワイトデー)に使える、みんな大好きいちご大福の食べくらべレビューをしたいと思います〜。

なぜ、いちご大福かって?そんなの私が好きだからに決まってるでしょう。(強行突破)
あの愛らしいまるっとしたフォルム‥お粉のサラサラな手触り‥一口で頬張るとシュワッと酸味が広がったあとにくるあんことお餅のマリアージュ。(言ってみたかった)
何個でも食べれるんじゃないかな?ふと錯覚するくらい焦らしサイズってのが憎い。だいたい苺まるごと大福に入れちゃおうなんて考えた人の大胆さは罪深かし!冬から春にかけてしか食べれないというその儚さもいいですよねぇ…。

さて、そんなこんなゆーとりますが、この季節になると街のいたるところで、ピンクの「いちご大福」のぼりが立ちはじめて、私の心も一気に春めいております。あらよっとと心踊り出してます。

実はわたし、あんこが苦手。最近まで和菓子食べれなかったのですが、いちご大福といえば!の鈴懸様のいちご大福を食べてから、長年、苦手の国に住んでいたあんこが食べれるようになりまして。そこからいちご大福に目のない女に。いちご大福は手当たり次第食べてきたのですが、大名にある駒谷のいちご大福も好きです。今年はコロナ禍でなかなか中央区へ出られなかったので、近郊の和菓子屋さんのいちご大福を食べ比べてみました。

まず、那珂川で大福といえばここ!

山月堂のいちご大福(¥250)

レアチーズ大福やプリン風カスタード大福などが有名な和菓子屋さん。12月からいちご大福も店頭に並び3月頃まで販売されるそう。大きめの大福から、つぶあんがうっすら見え隠れしていてとってもセクシー。いちごは大きめのあまおうを使用していて、あーんと結構大きな口を開けないと頬張れないくらい。

ひとくち食べると、薄皮の餅(雪見だいふくのようなトロトロ感)とずっしりつまった甘さ控えめのつぶあんに、あまおうの香り高い甘酸っぱさがふわっと広がります。同時期発売の『いちごどら焼き』も人気とのこと。お昼過ぎにはいちご関連のお菓子が売り切れてしまうそうなので、早い時間に買いに行くのをおすすめします。

山月堂
福岡県那珂川市五郎丸2-5[Map

続いて南区警弥郷にある

五庄屋のいちご大福(¥125)

赤い看板が目印の地域住民に愛される和菓子屋さん。なんといっても驚いたのは1個125円というその安さ!中央区のいちご大福しか知らなかったので、コンビニ価格で和菓子屋さんの本格的いちご大福が食べられる衝撃。

こちらも大きめのいちご大福で、食べると控えめのこしあんと、少し塩気のあるうっすらピンク色のお餅に懐かしさを感じる甘さ。桜餅とかに感じる和菓子独特の香が鼻に抜け春を感じる風味です。(クマリンとうらしい)

五庄屋
福岡県福岡市南区警弥郷2丁目14-1[Map

続いて西鉄春日原駅のそばにある老舗の和菓子屋

松うらのいちご大福(¥160)

こちらのいちご大福は「こしあん」「つぶあん」「しろあん」と3種類あって、こぶりなんだけど甘さ控えめのあんこがたっぷり。そこにいちごの甘酸っぱさが加わり、とてもさっぱりとした大福でした。

ちなみに夫はつぶあん派なのですが、つぶあんの粒が大きくとても食べ応えあって美味しいとのこと。私はというと、松うらさんは、みたらし団子が有名だそうで(この日は売り切れ)今度こそは…と心に誓ったのでした。

松うら
福岡県春日市春日原東町2-6[Map

どこの町にもきっとあるだろうということで1つ、大手メーカーも。

如水庵のいちご大福(¥238)

筑紫もちで有名な如水庵。実はこの時期に出るいちご大福も美味しいのです。筑紫もちでお馴染みの甘めのお餅に、あっさりとしていて上品なしろあんが入っているので、いちごの風味も感じやすく、あんこが苦手な子供も食べやすいです。

この日も4つ買ってきて、子供たちにペロリと食べられてしまいました。個人的なおすすめポイントとしては可愛いいちご手提げパッケージ(4つ入り)があること。ちょっとした手土産にもいいですよね。※7月ごろに出るトマト大福も美味しいです

如水庵[Web

おまけ

今田和菓子舗の梅大福(¥130)

博多区吉塚にある老舗の和菓子屋さん。この日はすでにいちご大福が売り切れ。手ぶらで帰るのもなぁとショーケースを見回すと…『梅大福』の文字が。食べたことない!聞いてみると、梅大福は通年の商品らしく、実は人気NO.1の大福ということで買って帰ることに。

ピンク色のもちもちとしたお餅はとても食べ応えあり、まるごと入った梅の甘露煮の甘しょっぱさがさっぱりしててものすごく美味しい!!フルーティーな大福でした。いちご大福を紹介するつもりでしたが、出会えてよかった!の逸品です。

今田和菓子舗
福岡県福岡市博多区吉塚本町1-3[Map

以上、5軒のいちご大福レビュー。みなさんもご自宅付近に目を配ると、この時期かならずいちご大福ののぼりが出ていると思います。そのまま、まんまと店内へ引き寄せられてください。きっとその先には幸福があります。湯を沸かし急須で入れた緑茶と一緒に是非ご家庭で、職場で、はたまた贅沢にひとりで。期間限定の美味しさを堪能あれ。