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こどもと!石拾いにいってきた

こどもと!石拾いにいってきた

by TamiShibata on 2021.4.20 Tue

高校生から読み続けている「よつばと!」の最新刊が久々にでまして。約3年ぶり…かな?
連載から20年近く経つ人気漫画なのですが、人にオススメする時、少し困る作品です。あらすじがないんですよね。「よつば」という女の子の日常という設定でしかないため、読んだ人にしかわからない面白い漫画としか言いようがなく。

伏線回収とかいうストーリー性じゃなく「よつば」という女の子を軸にありふれた日常を切り取った作品で、作者のあずまきよひこ先生によると、ストーリーこそないものの毎巻テーマを決めており、今回のテーマは「よつばととーちゃん(父)」だったそうで。読んでいる方はお分かりと思うのですが、めずらしくストーリー的な展開の「回想シーン」があり、うちの長男と「よつば」が同じ歳なのもあり(驚愕の20年)とーちゃんの心情にグググと引き込まれ、思わず涙するという特別な巻になったわけです。(よつばと!で泣くとは)

その巻のなかで「石拾い」がとても印象的で面白そう。と思ったので、我が家も石拾いというものを真似してみることにしました。

そもそも、我が家の子どもたち(長男5歳と次男1歳)は“石ころ”が大すきです。

どうも子どもというものは本能的に“石ころ”か“棒”の2大物体に興奮するよう。我が子らは断然“石ころ一派”。公園に行っても、お出かけしても「かっこいい石があった!」やら「みて!石!」と恍惚とした目つきで石集めをする生き物です。(よく車のドリンクホルダーからごろごろ出てきて白目むく)

そんな姿が作中のよつばとリンクし、これは喜ぶぞ〜と石拾いのイベント化を思い立ったわけであります。
※ちなみに最高形態の石は“たから”と呼ぶ。

まずは場所である。
いつもの公園じゃあアドベンチャー感ないよねと考え、作中に出てくるような海岸を探します。

“ふくおか 石拾い”

と検索すると、福津の恋の浦や北九州の若松北海岸などがヒットしました。どちらも理想的な場所でしたが、コロナ禍ということもあり今回は近場・糸島の浜辺にすることに。

糸島出身のわたしが幼いころからよく来ていた浜辺、潮が引くと岩場がプールのようになって磯遊びができる絶好の場所。砂も小さな石で形成されていて、裸足で歩くとキュッキュッと小粋な音を立ててくれます。

潮が引くと小さなプールができる秘密の浜辺。
ヤドカリにヒトデ、カニや小魚も泳いでます。

入り江のせいか、ここには波に揉まれ角が丸くなった石ばかり!(これこれ〜)
ちょっと磯臭い感じは否めせんが、この中から“たから”を探していくぞ〜

すぐ夢中になり、裸足に!ちなみに裸足でも丸っこい岩場だったのでまぁまぁ安全。大人の足ツボに効く・・・ちょっとした痛みを伴う程度。子どもは長靴が良さそうですね。

たくさんの石ころや海の生き物に、大興奮の子どもたち。をよそに、大人も夢中になります。

ほれほれ〜
いい石みつけたよ〜と大収穫。

こんな大きなシーガラスも!

おのおの自分のこだわりをもってもくもくと採取していき…

浜辺にいい感じの流木が流れ着いていたので、石屋さんをオープン。
\ よってらっしゃい!みてらっしゃい!いい石はいってるよ〜/

お店屋さんをはじめると、我も!我も!とご自慢の石たちを陳列する息子たち。

どういうものが良いポイントなのか
説明を受けながら、今度はお買い物ごっこがはじまります。

長男的には紫目のマーブルがかった石の価値が高く、次男的にはただただ大きな石でした(笑)

吟味を重ね、今回の収穫はこれにて終了。石コレ〜二見浦秘密の岩場コレクション〜はこちらのラインナップに決定。こうやって並べるとなかなかいい塩梅の石たちが収穫できたと荒ぶる鼻息。きれいで丸っこいスベスベのフォルムに愛着が湧きます。

近くには漁港や人が暮らしている集落があるので、陶器や鉢の破片が石ころになっているものや、河川敷よりも色とりどりのものが取れたのがとても面白かったです。

と、まぁ。
以上が漫画を真似して浜辺に石拾いしに来たレポート記事です。どんなもんかなぁ〜と思って出かけた(夫は我が子の様子を撮影するのに夢中)けど、なんだかんだ1時間近く遊び倒して終了。

正直‥かなり楽しかった。
ハマりそうです。

多分、岩場岩場で全然違う種類・形・色の石に出会えると思うと、リサーチしていた福津や北九州に出向きたいところ。

集めた石たち用途は・・・次回記事をお楽しみに!(笑)

いい感じに疲れた身体を癒すために帰りは“黄身を摘める!”で有名の「つまんでご卵」の直売店「にぎやかな春」でソフトクリームを食べて帰りました。

つまんでご卵の卵黄をたっぷりと使用し、伊都物語の牛乳と喜界島産の旨味砂糖の手造りでソフトクリームは絶品。糸島にはいろんな素敵なカフェがありますが、私のナンバーワン、本当に美味しいソフトクリーム。しかも300円。

ん〜!甘いのが疲れた身体に沁みるぅ!


緑の農園直売店 にぎやかな春
住所:福岡県糸島市志摩桜井5250-1[Map
営業:10:30~17:00 ※要確認
定休:火曜日・年始 ※要確認
web


ちょっとした思いつきで、いつもしてみないことを全力でしてみた良い休日でした。

よつばと!を読んでいて、自分の子どものころの楽しい思い出ってほんと些細な出来事ばかりだなぁと思いだします。

お母さんが新聞紙でドレスを作ってくれたこと、友達と協力してめちゃくちゃデカい泥団子作ったこと、ぐりとぐらのホットケーキが美味しそうで真似して使ったけどあんまりだったこと・・・そんな日常がこの漫画にはあるから、いつも手に取ってしまうのかなぁと改めて思いを馳せました。読み終えると、普通の日常が最高にたまらなく愛おしくなる、そんな漫画です。

「いつでも今日が、いちばん楽しい日」
(よつばと1巻 帯キャッチコピー)

Writer
柴田 多美
柴田 多美

ワーママ