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フィルムの紹介 後編

フィルムの紹介 後編

by AnnaNakano on 2021.5.6 Thu

春って一番過ごしやすくて好きなんですが、一日の中で気温差がありすぎて服装に困るのが悩みです。
調節のきく服装って何ですか??

こんにちは、anna nakanoです。

前回に引き続きフィルムの紹介をしていきたいと思います。
今回はお財布に余裕があるときに使ってほしい、少し高いけど一度撮ると忘れられないフィルムを紹介していきます。
※最後に書いてある価格は私調べによる最安値です。


FUJIFILM PRO400H

人気のフィルムだったんですが、今年の3月に生産が終了されました。終了のアナウンスが出た時には愛用ユーザーの悲鳴がSNS中に響き渡り、なくなる前に買い溜めておこうという動きと、元から生産数が少なかったことで、一瞬でお店から400Hが消えました。

普段使ったことがなかったので私もなくなる前に買いましたが、すっきりとした青色が特徴かなと思いました。
桜と青空の相性も良かったです。まだ数本残ってるので、夏の海とか撮ってみたいですね。
1本:1,650円(近藤カメラ価格)

CONTAX T3

Kodak PORTRA400

お金に余裕があるならば、惜しむことなくずっとこれを使っていたいってくらい大好きなフィルムです。

自然な温かみと肌色が綺麗に出るので、ポートレート撮影でよく使います。ただこれは経験談なのですが、カメラのキタムラでPORTRAを現像してもらうと、現像液が合わないのか、写真が真っ青(青被り)になったことがあります。

仕上がりを見て私も真っ青になりました。現像する前に一度仕上がりについてよく確認した方がいいかもしれません。
※博多駅地下の近藤カメラさん、警固のALBUSさんは大丈夫です◎
5本入り:7,290円(Amazon価格)

model : Miki ( Nikon F3)

kappa (Nikon F3)

Nikon F3

③Cinestill800T

福岡のお店では見たことないのでいつもネットから購入しています。写真家のために作られた映画用フィルムです。切り取られた写真はまるで映画のワンシーンのような写り。雨の日の夜は特におすすめです。

CONTAX T3

かなりお高めのフィルムなので使う時は少し慎重になります。

model : Kazuya &Tomoko (Nikon F3)

去年の夏の夜、お酒片手にこのフィルムで撮って回ったんですが、楽しすぎてべろべろに酔っぱらいピントが合ってるかどうかも曖昧、まぁいっか~!なんてこともありました(笑)。案の定後半の写真は数枚ピント合ってないし、ブレてるし、なぜか自分も写ってるし。でもこれもまたいい思い出ですね。
1本:2,200円(Amazon価格)

 

model : Kaede (Nikon F3)


以上3種類のフィルムの紹介でした。
前回と合わせて7種類を紹介してきましたが、気になるものはありましたでしょうか。

撮影場所や内容、天気や時間帯によって使い分けるので、家を出る直前まで何を使おうかな~ってかなり迷います。

あと、フィルムは高温多湿の場所に置くと、感度の低下や、感光、色が悪くなったりするので冷蔵庫保管が良いとされています。
私もジップロックに入れて冷蔵庫保管、そして撮影前日の夜に常温にならすために取り出してます。
常温で保管する場合は直射日光の当らない風通しの良いところに置いておくと大丈夫みたいです。すぐに使いたいときの為にいくつか防湿庫に入れてます。

今回紹介した以外にもまだまだフィルムは沢山あります。
最近だとカメラのキタムラに”宇宙の片隅”という何とも可愛い名前のフィルムを見つけて気になっているところです。
沢山試して自分のお気に入りのフィルムを見つけるのもフィルムカメラの楽しみの一つです。

おすすめがあったら是非教えてください。

Writer
中野 安奈

フォトグラファー