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7月に食べたもの
by MayuYasunaga on 2021.8.13 Fri
「緊急事態宣言」や「まん防」で、飲食店の営業が制限されている8月。先月はどんなものを食べたのかと、あらためて見返してみると、けっこういろんな場所でいろんなものを食べていたことに気づいた。そうか、少しの間だったけど、7月は自由に出かけたりお酒を飲んだりできる期間があったのだ。どこで何を食べてるかって、本当に大事。その積み重ねが自分をつくってるんだと、しみじみと考えている。
友人の仕事にかこつけて「こなみ」で日本酒
とても暑い日曜日、友人の仕事絡みの用事について行って東郷まで。「せっかくだから」と「こなみ」まで足を伸ばしてうどんや天ぷらを食べてきた。40分くらい待つ間に、何を注文するか作戦会議。ビール1杯とお酒1杯くらいのつもりが2人で3合飲み、それに合わせて天ぷらも進む、進む。生醤油うどん、冷やかけうどん、天ぷらはハモ、ちくわ、きくらげ、ズッキーニ。2人で7,000円ほど飲み食いし、会計時には「こんなによく酒を飲むお客さんはめったにいませんよ」と店主の山田さん(ライターの先輩)。控えめのつもりだったが、褒められて気分がよかった。
その後、本来の目的地である日の里団地へ。「さとづくり48」という団地再生プロジェクトで、さまざまな取り組みが進行中。完全に仕上がった状態で他のメンバーに合流し、「ひのさと48」という団地内の施設で目当ての「ひのさとブリュワリー」のビールを。
「Made in ピエール・エルメ」のかわいいスイーツ
福岡空港に4月にできた「Made in ピエール・エルメ」の「メレンゲ」が最近お気に入りのスイーツ。マカロンを使ったお菓子で、やさしい甘さがすごく好み。レモン、ピスタチオもあって、3色並べるとかわいくてGOOD。マカロンや他の焼き菓子も売っているので、「手土産に持って行こうかな」と特に宛てもなく買い込んでしまう……。
「PHO STAND」がこの日のために作った「博多もつフォー」
浄水通りにあるイタリアンで間借り営業中の「PHO STAND」 が、知り合いの立ち上げた「フォー普及協会」とコラボしてイベントを開催。キャナル横の「HafH Fukuoka THE LIFE」で1日50食限定の「博多もつフォー」を提供した。鶏がらスープにナンプラーのたれを合わせ、丸腸がごろっと入ったもつ鍋風の一杯。ゴボウのトッピングでさらに博多テイストだった。以前、試作段階で試食していたこともあり、当日の仕上がりを確認できてとても満足。ごちそうさまでした。
「おまめよしこのかき氷」でかき氷の魅力を知る
私のかき氷への考え方を変えた、上呉服町にあるかき氷専門店「おまめよしこのかき氷」。写真の「わさびと赤い果実」はグリオットチェリーのソースにわさびの辛味が効いてくる味わいの設計。序盤、中盤、最終段階と3段階くらい味の変化があり、かき氷のおもしろさに衝撃を受けた。この日は他にも「ビワとスモモ」「甘夏とカルダモン」「メロンとジャスミン」などあり、どれもそそられるラインナップ。結局「とうふ」をもう1個完食した。
ソースにも夢中になる「清喜」のハンバーグ
「今日は肉」って日が、月に何度かある。そんなタイミングで訪れた平尾の「清喜」。木下牛のステーキも好きだが、クセになるのがこのハンバーグ。クリームベースのソースがおいしくて、スープのようにソースを食べてしまう。結果、ソース不足に陥り、物事はバランスだと思い知らされる一皿だ。
「天外天」のアフターフレーバーはマスクで隠せ
この日は取材で熊本へ。取材前に何か食べようと思い、少し早めに移動して熊本へ。いろいろと調べたが、休業や時短などで休んでいる店舗も多かった。熊本駅のスタバでしばらく仕事をした後、諸々を考慮して「天外天 熊本駅店」へ。ニンニクチップがたっぷりだが、マスクがあるから大丈夫だろうと腹をくくって、思いっきりすする。本店は繁華街にあり、本来は締めの一杯にというソウルフード。それが駅ナカにあるんだから、明るいうちでもかえってお酒を飲みたくなるなぁと我慢した。でも、そもそも大事な取材前に、ニンニクたっぷりのラーメンを食べるなよ、って話かも。
最強の定番「Pâtisserie au fil du jour」の「ティラミス」
休日、ふとスイーツが食べたくなり、大好きなパティスリー「Pâtisserie au fil du jour」へ。ここの「ティラミス」はオープン当初からのスタンダードで、いつも幸せな気分をもたらしてくれる。エスプレッソのジュレ、イタリア産マスカルポーネチーズのムース、レモングラスのジュレ。とろけるような大人の味を、ブランチ代わりにという贅沢。
炎天下のビーチで「キングタコス普天間店」の「タコス」
仕事で訪れた千載一遇のチャンス、沖縄取材。名護の近くにある今帰仁村の古宇利島に行ってきた。空港へ移動する途中で買ったのが、「キングタコス普天間店」のタコス。那覇市内に戻り、「波の上ビーチ」で夏の日差しを浴びながら食べた。4ピース入りで600gはありそうなボリューム。暑いし、食べるのに必死だったが、タコスとビーチみたいな写真を撮っておくべきだったと今さら後悔している。
念願の「居酒屋 さきと」で絶品アワビスープ
食通の知り合いから何度も話を聞き、行ってみたかった舞鶴の「居酒屋 さきと」。お世話になっている、最高にパンクで文学好きの先輩に声をかけてもらい、念願の初訪問がかなった。採算度外視のコスパだと噂には聞いていたが、「まさかここまで!」という驚きの連続。日本酒の品ぞろえも充実しているので、酒呑みにはたまらない居酒屋の最高峰だ。写真はアワビ。身はもちろん、このスープがおいしくて別皿に取り分けてもらい、酒のアテにしたのが忘れられない。
行った店舗のうちいくつかは、西日本新聞社発行のフリーペーパー『ファンファン福岡』での仕事関連。熊本と沖縄出張は、8月25日発売の雑誌『GOETHE』の取材に絡めて個人的に訪れたお店です。
こなみ
福岡県宗像市久原574-2 山田製麺内[Map]
Web
ひのさと48
福岡県宗像市日の里5-3-98[Map]
Web
Made in ピエール・エルメ
福岡市博多区下臼井767-1 福岡空港 国内線旅客ターミナルビル3階[Map]
Web
PHO STAND
福岡市中央区浄水通2-6 浄水クレッシェンド 3階[Map]
※月に数日だけ営業
Instagram(@pho_stand)
おまめよしこのかき氷
福岡市博多区上呉服町3-4 2階[Map]
Instagram(@omame_kakigori)
天外天 熊本駅店
熊本県熊本市西区春日3-15-30 肥後よかモン市場1階[Map]
Web
Pâtisserie au fil du jour(パティスリー オー フィル ドゥ ジュール)
福岡市中央区桜坂1₋14₋9[Map]
Instagram(@au_fil_du_jour)