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音楽、何聴いてます?
by MayuYasunaga on 2022.12.10 Sat
小さい頃はあまり好きじゃなかった、エレクトーンとピアノの習い事。「なんであの時ちゃんと弾いてなかったんだ?」と今になってたまに後悔していますが、音楽は好きで、ずっと自分なりに選んだものを聴いてきた気がします。
山口百恵のカセットテープに入ってる歌詞カードを読んで、「歌詞の世界ってなんてすごいんだ!」と引き込まれたのを覚えています。あと、英語を比較的早い時期に覚えられたのは、ビートルズとマライア・キャリーのおかげかと。
その後、本格的に音楽を聴き漁るようになったのは大学に入ってからでした。クラシックとジャズを聴くようになり、ロック、ソウル、ブルース、ヒップホップ、ハウス、アンビエントなど興味の幅がかなり広がりました。
今はミュージシャン&音楽好きな知り合いが周りに多く、無知なわりに、かなり恵まれた音楽環境に身を置いています。
もうすぐ12月も終わり。ということで、クリスマスや年末に聴きたい音楽を、好きなアーティストの楽曲の中から紹介します。
Laufey「The Christmas Waltz」
The Christmas Waltz
LAで活動するLaufey(レイヴェイ)は、アイスランドにルーツをもつシンガーソングライターです。ジャズとポップスの要素をうまく織り交ぜた楽曲は、自らが作詞・作曲。ボストンの名門・バークレー音楽院出身というのも納得の“才色兼備”。
リラックスした格好でギターを抱え、リビングルームやベッドルームで弾き語りするのが彼女のオーソドックスなスタイルみたいです(すごくかわいい)。
Like The Movies (Acoustic)
2021年にEP『Typical of Me』をリリース。YouTubeやSpotify、Amazon Musicなどで音源を聴けます。
最近リリースされたアルバム『Everything I Know About Love』から一曲。浮遊感あるアレンジで、Laufeyの声の透明度が際立っています。
Fragile
デジタルでの配信が基本で、アウトプットはLPのみというのが現代っぽいですね。と言いつつも、私もYouTubeかSpotifyのレコメンド機能で知ったのが最初だったので、音楽の聴き方も進化しているんだなぁと感じています。
Racheal&Vilray「Just Me This Year」
Just Me This Year
ここ最近、いちばん熱心に聴いてるのがRacheal&Vilray。マルチジャンルのバンド「レイク・ストリート・ダイヴ」のメイン・ヴォーカルをつとめるRachealと、ギタリスト・シンガー・作曲家のVilray(ヴィルリー)とのデュオです。
2人が奏でるのは、1930年代から40年代アメリカのジャズの世界。Rachealのハスキー&ドライな声にVilrayの温かいギターが寄り添って、古き良きジャズの魅力をシンプルに伝えてくれます。
Let’s Make Love on This Plane
Vilrayは名門レーベル「Nonesuch」のレコーディング・アーティストで、歌うのも歌わせるのもうまい“プレイイング・マネージャー”。歌と楽器のうまさ、声の良さ、当時の雰囲気を表現するための録音方法や機材の選び方。そして、このかわいいルックスがなんともラブリー!
とにかく国内では情報が少なく、情報源は主にSNSとホームページ、アメリカのメディアの記事がメインです。
Do Friends Fall in Love
来年2023年の1月13日にはセカンドアルバム『I LOVE A LOVE SONG!』が発売予定。先日Amazonで予約を入れました。1930年代のクラシックナンバー 「Goodnight My Love」以外はすべてVilrayの書き下ろし。「Just Me This Year」は先行して配信された一曲です。
ギターと歌だけのシンプルなデュオで仕上げたデビューアルバムの『RACHAEL & VILRAY』とは変わって、新譜ではホーンを含めたバンド編成でゴージャスな音に。年明けの到着が楽しみです。
選曲する仕事と言えば……
毎月最終金曜日、コミてん(コミュニティラジオ天神)の番組でもいろいろ選曲しているので、よかったら聴いてみてください! アプリ「ListenRadio」から「コミュニティ天神FM-コミてん」を選ぶと、携帯・タブレットで生放送を聴けます。
「DELUXE RADIO」
毎月最終週の金曜日15:00~15:55
※次回は2022年12月30日(金)
「COMI×TEN」FM77.7MHz