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[満ちる午後3時]
#3 サクサクれんこんの菊花焼売×白ワイン
Edit:Mayo Goto / Text:Eto Katagiri / Photo:Yuki Katsumura
2021.2.19 Fri
とくに予定はないけれど、まったりぼんやり、なんとなく満ち足りた休日の午後3時。そんなおうち時間をもっと濃密にするヒントをご紹介します。vol.1〜3でお届けするのは、旬の食材を使ったレシピと、メロウな自然派ワインのマリアージュ。どうぞ、ほろ酔い気分でお楽しみください。
-FOOD-
サクサクれんこんの菊花焼売
旬のれんこんを使って、手軽に作れる華やかな焼売をご紹介。焼売の皮は表面につけるだけなので、包む手間や難しさは一切なし。刻んだれんこんのサクサクとした食感と、せいろを開けた時の多幸感がたまらない一品です。
<材料>(2人分)
・れんこん…100g
・鶏むねミンチ…150g
・塩…小さじ1/4
・砂糖…小さじ1/4
・ショウガしぼり汁…小さじ1/2
・片栗粉…大さじ1/2
・焼売の皮…20枚
・万能ねぎ…少々
・ポン酢…少々
・和からし…少々(お好みで)
<作り方>
① れんこんの皮をむき、半分はすりおろし、半分は0.5センチ角にみじん切りにする。
② 鶏ミンチとすりおろしれんこん、生姜のしぼり汁、塩、砂糖を入れて混ぜ合わせる。
③ みじん切りにしたれんこんに片栗粉をまとわせ、②とさっくり混ぜ合わせる。
④ 焼売の皮は重ねたまま包丁で2〜3ミリにカットする。
⑤ ③を10等分にして丸め、皿に広げた④を表面につける。
⑥ 蒸し器で12~15分ほど蒸す。(蒸し器がなければ、軽く油を塗った皿に焼売をのせてラップをし、電子レンジで加熱してもOK)
ふんわり蒸し上がった焼売に、ポン酢と万能ネギ、お好みで和からしをつけていただきます。鶏むね肉を使っているので、一般的な豚肉の焼売よりもあっさりした味わい。れんこんのすりおろしを入れることで、もっちり感と優しい風味が加わります。サクサク食感に箸が止まりません!
-WINE-
98WINEs 霜 SOU 2019
セバスチャン・リフォー カルトロン 2018
個性豊かでありながら、料理の味を見事に引き立てる白ワイン。今回は、生産者のこだわりがつまった国産とフランス産の2本をセレクトしました。熱々の焼売と一緒に、ワンランク上の飲茶タイムを楽しんで。
(上)山梨県のワイナリーで作られる辛口ワイン。日本を代表するぶどう品種・甲州を100%使用しており、しっかりとした酸味とほのかな渋みが特徴。和の食材やポン酢との相性抜群で、日本酒のように口の中で味の調和を楽しむワインです。¥2,420
(下)林檎や蜂蜜、やや控えめなトロピカル果実のニュアンスと、フレッシュな草の香りが感じられる1本。まったりと凝縮された旨味は存在感があり、特有の香ばしさが鶏肉とれんこんの繊細な味わいにアクセントを与えてくれます。¥3,498
今回紹介したワインが買えるお店
I.N.U. wines
福岡市南区那の川2-3-14
TEL:092-982-5757
営業時間:12:00〜20:00
https://inuwines.net/
レシピを教えてくれたのはこの方中願寺 あゆみ / 料理家
旅と猫とお酒が好き。暇さえあればリュック背負って海外へ。アジアで出会ったスパイスやハーブを使用した“会話とお酒のすすむメニュー”が得意。レシピ開発、出張料理、ケータリングをはじめとした食にまつわるエトセトラで活動中。
Instagram(@aka_chu_0824)