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#18 安心院スパークリングワイン×牛ステーキのフレッシュトマトソースがけ

[満ちる午後3時]

#18 安心院スパークリングワイン×牛ステーキのフレッシュトマトソースがけ

Edit_Mayo Goto / Text_Eto Katagiri / Photo_Yuki Katsumura

2022.7.15 Fri

とくに予定はないけれど、まったりぼんやり、なんとなく満ち足りた休日の午後3時。そんなおうち時間をもっと濃密にするヒントをご紹介します。vol.18でお届けするのは、フレッシュトマトをソースにした牛ステーキと日本ワインの“ペアリング”。カジュアルに楽しめるスパークリングをチョイスして、華やかな夏のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

香味野菜を引き立てる柔和な甘味

今回のペアリングは、フレッシュなトマトやピーマン、セロリなどの夏野菜をソースに仕立てた牛ステーキと、繊細な味わいの日本ワイン。国産のブドウを使って丁寧に醸造されたスパークリングワインは、上品な甘味と飲みやすさで、みずみずしい夏野菜によく合います。


-WINE-

安心院スパークリングワイン

今回のメインは、安心院葡萄酒工房の安心院スパークリングワイン(750ml ¥3,988)。紫色を帯びた艶やかな赤が印象的で、カシスやブラックベリーのような黒い果実を連想させる香りが特徴です。渋味と酸味を甘さが包み込む優しい味わいで、泡立ちもクリーミー。軽い口当たりながら余韻はほどよく飲みごたえがあり、肉料理にも負けない存在感を発揮します。

ブラン・ビュル 2019

北海道中富良野のワイナリー・ドメーヌレゾンのブラン・ビュル 2019(750ml ¥1,760)もおすすめ。「やぎと“つくる”ワイナリー」をコンセプトに、やぎを走らせて土を耕し、堆肥で育てたブドウでワインを醸しています。ほのかな甘味とすっきりとした酸のバランスが野菜料理と好相性。ライチ、マスカット、アカシア、ハチミツを思わせる心地よい香りが優しく広がります。

コリエ ドゥ ペルル アッサンブラージュロゼ2018

山梨のワイナリー・まるき葡萄酒のコリエ ドゥ ペルル アッサンブラージュロゼ2018は、黒ブドウ5種をブレンドしたスパークリングワイン。木苺やスグリ、アセロラなどの爽やかな果実とドライフルーツのような風味が感じられ、ブレンドワイン特有のドライでコクのある味わいが特徴です。複雑なアロマが絶妙に絡み合い、ステーキや生ハムなどの肉料理はもちろん、魚介にもマッチします。


-FOOD-

牛ステーキのフレッシュトマトソースがけ

暑い日の肉料理はさっぱりいただきたいもの。小角切りの夏野菜をたっぷり使ったソースは、サラダ感覚で楽しめるとともに、酸味や苦味、辛味が牛肉の脂の甘味を引き立てます。隠し味のタバスコもほどよいアクセントに。ソースは時間が経つと野菜から水分が出過ぎてしまうので、食べる直前にさっと合わせるのがポイントです。

<材料>(2人分)

牛ステーキ肉などの塊肉…150g
トマト…中1個
玉ねぎ…1/4個
セロリ…5cm
ピーマン…1/4個
☆ニンニク(すりおろし)…少々
☆パセリ(みじん切り)…大さじ1
☆はちみつ…小さじ1
☆きび砂糖…ひとつまみ
☆レモン汁…大さじ2
☆タバスコ(あれば)…4滴
☆塩…ふたつまみ
☆ブラックペッパー…適量
塩…適量
ブラックペッパー…適量
オリーブオイル…適量

<作り方>

① 牛肉は常温に戻しておく。
② トマトは種を取って0.8cm角に切り、ボウルに入れる。玉ねぎ、セロリ、ピーマンも同じく小角切りにしてさっと水にさらし、水気をしっかりとキッチンペーパーでふき取る。
③ ②と☆をボウルに入れて混ぜ合わせる。
④ 焼く直前、牛肉に肉の重量の1.5%の塩を振る。ブラックペッパーもしっかり振る。
⑤ フライパンにオリーブオイルを入れて強火で熱し、高温になったら牛肉を入れ、少し火を落として両面を1分ずつ焼く。あまり触らず、しっかり焼き色を付ける。
⑥ 焼き上がったら網にのせ、上からアルミホイルで包み、さらにタオルをかぶせて寝かせる。
⑦ 5分置いたらカットして器に盛り、上から③をかけ、オリーブオイルを垂らす。

今回紹介したワインが買えるお店

友添本店
福岡市中央区春吉2丁目11-18
TEL:092-761-6027
営業時間:10:00〜20:00
店休日:日曜・祝日
https://www.tomozoe-honten.co.jp/

<h6><span>レシピを教えてくれたのはこの方</span>中願寺 あゆみ / 料理家</h6>
レシピを教えてくれたのはこの方中願寺 あゆみ / 料理家

旅と猫とお酒が好き。暇さえあればリュック背負って海外へ。アジアで出会ったスパイスやハーブを使用した“会話とお酒のすすむメニュー”が得意。レシピ開発、出張料理、ケータリングをはじめとした食にまつわるエトセトラで活動中。
Instagram(@aka_chu_0824)